EN ISO 13485は、医療機器業界の品質マネジメントシステム(QMS)整合規格であり、顧客および適用される規制要求事項を一貫して満たす医療機器および関連サービスを提供する能力を実証するために、組織が品質マネジメントシステムを設計し、実施するための要求事項を規定するために作成されたものです。
患者様の安全はISO13485の核心であり、その主な目的は、医療機器の一貫した設計、開発、製造、保管、流通、設置またはサービス、廃棄を保証することです。
ISO 13485の主な目的は、医療機器の一貫した設計、開発、製造、保管、流通、設置またはサービス、廃棄を保証することです。ISO 13485は、組織が事業を展開しようとする市場において、特定の該当する規制要求事項に従って、それらのプロセスを実施することを求めています。
ISO 13485は、ISO 9001:2008(現在は、ISO 9001:2015に改訂)に基づく独立したQMS規格です。ISO 13485は、ISO 9001のプロセスモデルである「Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Act(改善)」の概念に基づいていますが、規制要求事項への適合を目的として設計されています。したがって、ISO 13485は、医療機器のライフサイクルに関与する組織に対する特定の要求事項を含み、ISO 9001の要求事項のうち適切でないものを除外しています。このため、より規定的な性質が強くなり、より徹底したQMSの文書化が求められます。